So Natural／SPB

SPB（スーパー・プレイヤーズ・バンド）のCDアルバム『STRAIGHT GIG（ストレート・ギグ）』からの10曲目。

アルバムは都内のスタジオにオーディエンス（聴衆）を招いて開催された一夜限りのギグを収録したスタジオ・ライブ盤である。メンバーは、萩谷清（g）、倉田信雄（p）、岡沢章（b）、渡嘉敷祐一（ds）、木村“Kimchi”誠（per、vo）、ボブ・ザング（sax）というスーパー・バンド。メンバーの演奏する高度なテクニックはもちろん、スリリングなアドリブ演奏を聞かせるライブならではの白熱したパフォーマンスを体感できる。

アルバムのラスを飾るのは、1995年6月に発売した萩谷清のソロ・アルバム『So Natural』からのタイトル曲。初夏の朝のひとときを感じさせるさわやかなナンバーだ。

テーマでは萩谷清がギターで語りかけるようなメロディーを奏で、原曲のコーラス部分はボブ・ザングのサックスが演奏している。
中間部のギター・ソロでは、萩谷清が同じくウェス・モンゴメリーの奏法を継承するジョージ・ベンソンを思い起こさせるフレーズを聞かせてくれる。最後のギター・ソロもオクターブ奏法を織り交ぜながら、見事なギター・ソロが聞かせる。