Samba De Lotta／SPB

SPB（スーパー・プレイヤーズ・バンド）のCDアルバム『STRAIGHT GIG（ストレート・ギグ）』からの9曲目。

アルバムは都内のスタジオにオーディエンス（聴衆）を招いて開催された一夜限りのギグを収録したスタジオ・ライブ盤である。メンバーは、萩谷清（g）、倉田信雄（p）、岡沢章（b）、渡嘉敷祐一（ds）、木村“Kimchi”誠（per、vo）、ボブ・ザング（sax）というスーパー・バンド。メンバーの演奏する高度なテクニックはもちろん、スリリングなアドリブ演奏を聞かせるライブならではの白熱したパフォーマンスを体感できる。

曲「Samba de Lota（サンバ・デ・ロッタ）」は、　さわやかな雰囲気を醸し出すサンバのナンバー。萩谷清のオクターブ奏法によるテーマに、ボブ・ザングがサックスで重ねていく。テーマのあとは、倉田信雄が低音域から高音域を行きかうダイナミックなピアノ・ソロを聞かせる。続いて、ボブ・ザングのサックス・ソロが流れるようなフレーズで盛り上げていく。最後は、渡嘉敷祐一のドラム、木村“Kimchi”誠のパーカッションによるソロの掛け合いが聞かれる。