チドリたちの祭りへの序章／Lu7

Lu7のCDアルバム『3395』からの8曲目。

Lu7は、梅垣ルナ（key）と栗原務（g）によるプログレッシブ・バンド。梅垣ルナは、キーボード奏者、作曲家、編曲家として活動。「クレヨンしんちゃん」「チョロQ」をはじめとするゲーム音楽の作曲家として知られる。

栗原務は、EUROXでワーナーパイオニアからデビュー。英国のスーパー・ギタリスト、故・アラン・ホールズワースに師事し、縦横無尽のフレーズを生み出すギタリストとして注目されている。

本アルバムは、Lu7の5作目。PRISMの岡田治郎（b）、嶋村一徳（da）がサポートメンバーとして参加。タイトルナンバー「3395」は、アルバム収録曲の中で最もホットなナンバー。さらには、美旋律とシャープさを共存させた「白雨」、 スピード感のあるグルーヴでリスナーを引き込む「Passing the Air Gates」、混沌とした世界をメロディアスに聞かせる「迷いの森と星の果てと」など、珠玉の楽曲群が並ぶ。

曲「チドリたちの祭りへの序章」は梅垣ルナの作品。冒頭でゆるやかな印象強いテーマが流れるが、一転してハードな曲調に、さらにマーチのリズムに変わっていく。演奏時間は5分超なのに、あっという間にエンディングに向かう。