Take Five／萩谷清トリオ

萩谷清トリオのCDアルバム『Magical Misty Love（マジカル・ミスティー・ラブ）』からの7曲目。

萩谷清（g）、斉藤クジラ誠（b）、市原康（ds）、によるギタートリオ。

誰もが一度は耳にしたことがあるはずのジャズの名曲。デイヴ・ブルーベック・カルテットに在籍していたサックス奏者のポール・デスモンドが作曲。1959年のアルバム『タイム・アウト』に収録されている。曲名どおり5分の4拍子のリズムを繰り返しながら、華麗なメロディーラインを繰り出している。カバーは把握が難しいほど多く、ギタリストではチェット・アスキンス、ジョージ・ベンソン、ボーカリストではアル・ジャロウがレコーディングをしている。
本アルバムでは、原曲に近いアレンジでギター・トリオとしてのアンサンブルを生み出している。萩谷清のオクターブ奏法を組み合わせた絶妙なソロと、５分の４のリズムの中でスリリングな緊張感を感じさせられるドラム・ソロが聴きどころだ。