Come Rain or Come Shine／赤松敏弘

赤松敏弘のCDアルバム『STREAM OF LIFE（ストリーム・オブ・ライフ）』からの6曲目。

本アルバムは、日本を代表するヴァイブラフォン奏者・赤松敏弘が2部作として発表した第2弾の作品。第1弾『Tide Graph（タイド・グラフ）』はデュオだったのに対し、本アルバムは、市川秀男（p）、鈴木良雄（b）、大坂昌彦（ds）とのクァルテット、養父貴（g）のギターを含む編成、ソロ・ヴァイブなど、さまざまな編成で演奏している。

曲「Come Rain or Come Shine（カム・レイン・オア・カム・シャイン）」は、邦題「降っても、晴れても」として知られるポピュラー・ソング、ジャズのスタンダードとしても演奏される。「赤松はオリジナルを演奏したときも魅力的だが、このようなスタンダードでもいい味を出す。『超ヴェテランのふたりとスタンダードを演奏する楽しみを実感させるために選んだ曲』とのことで、赤松以外にも鈴木と市川のソロが大きくフィーチャーされる。ジャズと出会ったことでヴァイブの響きが最高の形で実を結ぶ……そんなことを思わせてくれる素敵なパフォーマンス」（小川隆夫のライナーノーツから）。