Endless Wave／市川秀男

市川秀男（p）によるピアノ・トリオ・アルバム『Full Circle（フルサークル）』からの5曲目。

市川秀男は1966年に宮沢昭のアルバム『ナウズ・ザ・タイム』でレコーディング・デビュー。同年ジョージ大塚トリオに参加し、ミュージシャンとして活動する。1970年4月、日本都市センターホールで開催されたコンサートで、米国ジャック・ディジョネットの指名により競演し、高い評価を受ける。

アルバム『Full Circle』は、加藤真一（b）、二本柳守（dr）とともにモウリアートワークスタジオで録音。静寂と躍動が真円（フルサークル）の上に世界を織りなす。

曲「Endless Wave（エンドレス・ウェイブ）」は、市川秀男の作品。二本柳守のブラシによるリズムに乗せて、市川秀男のピアノと加藤真一のベースがメロディーを織りなす。穏やかな日の海に光輝く波を感じさせられる。